インフルエンザ流行が観測されたときの予防薬

インフルエンザが流行インフルエンザはA型インフルエンザとB型インフルエンザの2種類に分類されますが、その年度によって観測され流行する時期や程度が違うようです。例えば、2008年から2009年の流行は、A型が1月中盤から始まり2月になるあたりには減少し始め3月にはあまり見られなくなり、B型は1月から緩やかに増加し、3月にピークを迎えます。この年度に対して、B型が全く流行しない年度やA型とB型が同時に流行する年度があります。

この中で、インフルエンザ流行は全体としては1月に観測され始め、4月までに終わると考えると妥当と思われます。このように時期がある程度決まっていますが、その予防法としては大きく2つ選択肢があります。まずは、予防接種です。これは特別な事情が有る無しに関わらず第一に選択されるものです。予防接種によって、完全ではないもののほとんどの方のインフルエンザ感染が予防できます。これは、流行の観測が予測される1か月ほど前までに接種しておけば、乗り切れます、第二に通常治療薬として多く用いられている薬を予防目的で使用することです。

これらの薬剤は予防薬としての保険適応があるものの、原則治療薬であって予防薬ではないため、いつでも誰にでも保険を適応させて処方することは出来ません。高齢でインフルエンザにかかると肺炎を起こす恐れがある、肺疾患にかかっておりインフルエンザにかかると重症化する可能性があるなど具体的な理由が必要です。この理由は医師の診断のもとに必要性がはかられるため、上記理由以外にも合理的理由があれば保険適応されるケースがあります。予防薬の必要を感じた場合は病院あるいは診療所を受診して医師に相談するようにしてください。